- 愛知インターカレッジ企業分析ディベート大会(協力:日経メディアマーケティング株式会社、アイ・エヌ情報センター)に参加します。必読書・論文は以下のとおりです。
白田佳子. 2005.「企業会計制度改革の財務分析への影響」『日本経営分析研究』(21): pp. 4-12.
一ノ宮士郎「利益の質による企業評価―利質分析の理論と基本的枠組み」『経済経営研究』(24-3): pp.1-111.
Ross, S. A., R. W. Westerfield and J. F. Jaffe. 2015. Corporate Finance 7th
edition, McGraw-Hill Ryerson.
(大野薫訳. 2011.『コーポレートファイナンスの原理(第7版)』金融財政事情研究会)https://www.amazon.co.jp//dp/4322113389/
- 価値関連性の分析、利益調整、利益の質、イベントスタディの手法について学習します。利益調整に関連する参考書籍に、以下があります。
首藤昭信. 2010.『日本企業の利益調整―理論と実証』中央経済社.
木村晃久. 2019.『損益の区分シフト』中央経済社.
雑誌『週刊ダイヤモンド』の「倒産危険度ランキング」は、Altman's Z scoreを一部修正して利用したもの。
- 『週刊ダイヤモンド』2013年1月26日号
- 『週刊ダイヤモンド』2008年10月4日号
- 『週刊ダイヤモンド』2004年10月2日号
- 『週刊ダイヤモンド』2003年1月26日号
- 『週刊ダイヤモンド』2002年10月12日号
- 『週刊ダイヤモンド』2001年11月10日号
- 『週刊ダイヤモンド』2000年11月11日号
- 『週刊ダイヤモンド』1999年11月13日号
- 『週刊ダイヤモンド』1998年11月14日号
- 『週刊ダイヤモンド』1997年9月20日号
wikipediaの当該ページを参照のこと。なお、原文について図書館で確認すること。
威知ゼミの卒業論文は,概ね以下の3つのタイプに分類することができます。
(1)会計・財務データと株価データ等を利用した仮説検証型の論文
(2)現行の会計制度の歴史的経緯を整理し、今後の(あるべき)方向性に言及すること目的とする論文
(3)特定のケース(事例)を取り上げ,そこから得られた知見を一般化することを目的とする論文,
大学院進学を視野に入れている学生は,(1)のタイプの卒業論文を執筆することを薦めます。これまでには,イベントスタディ,価値関連性(株価と会計数値との関係など),利益調整などに関する卒業論文を執筆した学部生がいます。
過去の卒業論文のテーマ(一部)
(1)会計・財務データと株価データ等を利用した仮説検証型の論文
- 減損損失の計上が株価に与える影響
- わが国における国際財務報告基準の導入が株価に与える影響
- 財務的な組織業績とチームの成績の関係―J1リーグ出場チームのケース―
- 日本のIFRS適用企業における利益調整の実態
- 業種別企業力指数について
- IFRS適用企業における利益情報の価値関連性
- 包括利益の実証研究―純利益と包括利益の相対情報内容の分析とその他包括利益の増分情報内容の分析―
- 企業の雇用削減行動が株価に与える影響
- 財務的な組織業績とチームの成績の関係―J1リーグ出場チームのケース―
(2)現行の会計制度の歴史的経緯を整理し、今後の(あるべき)方向性に言及すること目的とする論文
- 日本における農業会計の普及問題点と必要性
- 地方自治体における公会計の役割
- 中小企業の会計に関する基本要領について
(3)特定のケース(事例)を取り上げ,そこから得られた知見を一般化することを目的とする論文
- 中小金融機関の合併の意義と問題点に関する考察-1980年代から2000年初頭にかけて実施された信用金庫の合併事例を中心に-
- 大学における環境報告書―千葉大学のケースに基づく中部大学への提案―
- 環境会計の資源循環コストに基づく廃棄物削減評価
- 官報へ決算公告を掲載している特定目的会社の基本情報の調査